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テクニカル分析とは?絵で勉強

為替相場が動く要因は大きく2つ、経済や政治と言った外的な要因とトレーダーの心理です。

チャートに現れるトレーダーの心理を分析して今後の動きを予測するのがテクニカル分析、経済指標や要人発言などからチャートの先行きを予測するのがファンダメンタルズ分析です。

ここでは特にデイトレードで威力を発揮するテクニカル分析について図解式で詳しく解説していきます。

テクニカル分析とは?絵で勉強

トレーダーの心理を分析するテクニカル分析は基本となる移動平均線、多くの人に使われるボリンジャーバンドなど様々な種類があります。

テクニカル分析を行う時にまず覚えておかなくてはならないのはローソク足です。

一見難しそうに見えますがきちんと理解するとこれほど見ただけで相場の状況が分かるものなのかと感動するほど情報が凝縮されています。

●ローソク足

ローソク足には陽線と陰線があり陽線は赤でチャートが上昇してる時に使われ、陰線はチャートが下降してる時に使われて色は青です。

陽線の場合は太い棒線の下の部分がこのローソクが表している期間の始値(スタートした時の値段)で棒線の上が終値(終了時の値段)です。

下にひげの様に飛び出した線は期間中の最安値、上に飛び出した線は期間中の最高値となります。

陰線の場合は逆となり太い棒線の上の部分がこのローソクが表している期間の始値で棒線の下が終値です。

また丸坊主のようにひげがないときは始値と終値がそれぞれ最安値と最高値であることを示しています。

丸坊主やひげが少ない陽線または陰線が連続で登場してるような場面は相場が一方向に動いている可能性が高いです。

●移動平均線

テクニカル分析の中で最も基本的な分析方法が移動平均線です。

移動平均線とは指定した期間内でのレートの平均を結んだ線の事で相場のトレンドを視覚的に分かりやすくとらえる事が出来ます。

通常の移動平均線の場合は直近の相場のトレンドを察知しづらいので、直近のトレンドが見極められる加重移動平均線や指数平滑移動平均線といったものも存在します。

移動平均線は単体でも良く使われますが、別のテクニカル分析の基本パーツとしても良く使われます。

●RSI

今の相場が売られ過ぎなのか買われ過ぎなのかを判別することができる手法がRSIです。

買われ過ぎのシグナルであればそのうち反転する可能性が高いので逆張りを狙うチャンスです。

相場が一定の幅で上下するボックス相場(レンジ相場)では非常に威力を発揮してくれますが、一方向に動き続けるトレンド相場では意味がなくなるので注意が必要です。

●DMI

DMIは今の相場のトレンド有無や、トレンドだった場合はどれくらい強いトレンドなのかを判断してくれます。

逆に一定幅で上下し続けるレンジ相場の時は役に立ちません。

RSIと組み合わせて使うことでより効率的に相場の予測を行うことができます。

●MACD(マックディー)

MACDは移動平均線を活用したテクニカル分析方法で今が買いの相場なのか売りの相場なのかを判断してくれます。

MACDは相場のトレンドをとらえて売買判断をする手法なので、動きの方向感が出ないレンジ相場は苦手です。

●ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは数学の統計学を用いた分析手法で今の相場と平均との乖離具合を示してくれます。

ボリンジャーバンドを見る事で今の相場がどれくらいまで変動する可能性があるのかを視覚的に判断することができます。

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