FXのスプレッドとは?XMのような海外FXと国内を比較すると
FXのスプレッドとは?XMのような海外FXと国内を比較すると
FXや株などの投資独特の言い回しや用語はたくさんあります。
難解で理解しづらいものあったり、そもそもどう読んでいいのかわからないものもあります。
ただ実際はそこまで多くの用語を覚える必要はありませんし、FX取引をするなら必要最低限さえ覚えておけば問題ありません。
必要最低限の中に含まれるFX用語の中でも超重要と言える用語が「スプレッド」です。
スプレッドとは外貨を買う時の値段(買値やAskと表現されます)と外貨を売る時の値段(売値やBidと表現されます)の差を表す用語です。
FXでは外貨を売る時と買う時では微妙に値段が変わります。
FX会社のHPや実際に取引するときの画面では、
のように買値(ASK)と売値(BID)が微妙に違い、この画面ではスプレッドが0.3と表示されています。
これはスプレッドが0.3銭ですよと言う事を表しており、この買値と売値の差が手数料としてFX会社の利益になります。
0.3とは1通貨取引するときに発生する手数料が0.3銭ですよと言う意味で、1000通貨取引の場合は3円、1万通貨なら30円の手数料が発生します。
外貨預金や株などで発生する手数料とは比べものにならないほど安いです。
FXが比べても気軽に取引が出来る理由にこの実質手数料の安さがあります。
最近では海外FX会社で取引をする方も増えていますが、国内FX会社を比べるとこのスプレッドがかなり広いです。
人気の海外FX会社「XM」の2016年11月現在び米ドル円のスプレッドは1.6銭です。
国内業者の最安値水準は0.3銭程度なので5倍以上の開きがあります。
国内のFX会社は業者間での競争が激しいため、スプレッドもかなり狭いのですが海外はどうしても高めになってしまいます。
また海外業者は日本の金融庁の監督下にないので、何かトラブルが発せいしても誰も助けてくれません。
利益を出してもお金を出金できないといったトラブルが海外の業者ではよく聞かれますが、日本の監督下にないので国がそこに介入することができません。
自己責任になってしまいますので海外FXを利用する場合は、その業者の評判をしっかりとチェックしてから始めるようにしましょう。