FX人気ブログランキング上位の人は勝ってるっていうけど2chでは大損したいう書き込みも。初心者はどっちを信じたら？

FXのブログランキング上位の人の記事を見るとみんな勝っているような記事なのですが、2chなどの書き込みには大損したなんていうスレも多く、いまいちFXについての真実が見えてきません。

投資初心者の方はどの情報を信じればいいのでしょうか？

実はどちらの情報も真実と嘘が混同されていて、それがFXというものの本質を分かりづらくしてしまっています。

FXで儲けた！という記事を書く人の中には本当に儲けた人の他にデモトレードで儲けたような画像を張り付けるだけの人もいます。

商材なんかを売る時は儲かる印象を与えないとなのでこんなことをするんですよね。

FXで儲かったブログなどを見つけた場合、それまでの成績がどうなのかチェックしましょう。勝率100％と言うのはFXのプロでもあり得ないので、勝ってる記事ばかりの所は少し怪しいです。

とくに無料のFXメルマガや商材紹介をしているところで、常勝しているようなブログは気を付けましょう。

逆に2chで見かける大損した！とか借金した！とかはどうなのでしょう？

こちらも面白がってそう書いている人がとても多いです。

FXは投資なので、勝てる時もあれば負ける時もあります。

普通であれば、自分のお小遣い範囲で負けてしまっても大丈夫なお金で始めるものです。

大体借金を負ったという書き込みの人は、生活費もつぎ込んでいたり借金してお金を用意してるような中毒になってる人(またはそういう設定)です。

FXにはロスカットという為替が思惑とは逆に動いて損失を出してしまっても手持ち資金以上の損失にならないように努める仕組みがあります。

大勝、大損、借金など極端な例の書き込みは基本話半分で楽しむためのものと思ってみるようにしましょう

実際にFXで借金してしまうようなことはあるの？事例を紹介

FX会社では相場が損失側に動いても口座の預けたお金以上の損失となってしまう前に強制的に取引を終わらせる「強制ロスカット」という仕組みを必ず導入しています。

そのため基本的にFXで借金となる事を心配する必要はないんのですが、何事にも例外はあります。

ここではFXで借金となるケースを紹介します。

①強制ロスカットが間に合わないレベルの急変。

相場があまりにも短い期間でとんでもなく動いてしまった場合、高レバレッジで取引をしていると強制ロスカットが間に合わない可能性があります。

本来ロスカットされるべきところよりもマイナス側で決済されて借金となってしまいます。

実際に2015年1月のスイスフランショックでこのような事態が発生し、スイスフラン取引をしていた個人だけでなく、FX会社も巻き込まれて倒産した所もでました。

このような事態に巻き込まれない為には

・米ドルやユーロなど変動が緩やかなメジャー通貨で取引を行う

・マイナー通貨取引を行う場合はレバレッジを高め過ぎない

これに気を付けることでもしもの時でも安心してFX取引を行う事ができます。

②そもそも借金して取引をする

FXのような投資は余剰資金で行うのが鉄則ですが、中には借金をしてFX取引をしたり、手を出してはいけないお金を使って取引をする方がいます。

FXで借金をした、という方のほとんどがこのケースになります。

「FXで借金をした」のではなく「借金をしてFXをした」という方が損失を出して、FXのせいにするというパターンですね。

もちろん利益を出せば問題ないのですが、借金をしてFXをすると負けられないというプレッシャーから正しい取引が出来ず、通常よりも負けやすくなってしまいます。

決して借金や生活費などでFX取引をしてはいけません。

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